宅建合格のために出題されない試験範囲はやらない

宅建士試験独学合格体験記ブログ

宅建の試験勉強は合格することが目的

宅建の受験生にとって、試験勉強していることの目的は「合格」することです。

実務家として勉強するのであれば、細かいところまで突っ込んだことを学ぶ必要はあります。しかし宅建士の試験に合格するための勉強であれば、いくら試験範囲とはいえやらなくてもよい部分はいくつもあります。試験に出ないところを一生懸命勉強している時間はありませんよね。

宅建試験を満点取ることが目的ではないので、効率よく勉強して合格点の35点、36点を目指していきましょう。

宅建試験は誰にもわからないような問題が出題される

試験勉強をしていると、宅建の勉強自体が目的になってしまうことがあります。

宅建試験は50点満点の試験で、合格者は概ね18%にしたいため、仮に満点がたくさん出ると非常に困ります。もし満点が受験生の50%だった場合、得点調整などができず、全員合格させるしかなくなってしまいます。

そういった事情もあって、宅建試験の問題には、「受験生のほとんどが解答できない難しい問題」がいくつか含まれています。

例えば権利関係の「民法」は、テキストを何度読んでも理解できないような難しい箇所がいくつも出てきます。過去問を解いていくと、数回しか出題されていないような難問があります。

ひとつひとつ理解しながら勉強を進めていきたい人は、こういった難問を理解しようとするためなかなか先に進めず、試験日までに全体の対策ができないまま受験することになってしまいます。

出題されない問題、理解できないほど難しい問題に時間をかけ過ぎるのは、不合格になる人の典型的なパターンです。

宅建の試験範囲内で力を入れる部分と入れない部分を見分ける

難易度の高い項目や過去にほとんど出題されていない問題に時間をかけていると、どの受験生でも得点できるような問題を落としてしまうこともあります。

宅建試験に合格するまでにかかる勉強時間の目安はおよそ300時間とされています。もし自分だけ1000時間も2000時間もかけて宅建試験に挑むのであれば止めません。

しかし同じぐらいの勉強時間で合格したい場合は、出題されるところ、勉強すれば必ず得点になる試験範囲を重点的にやるべきでしょう。

一生懸命勉強して、難しい問題が1問できたからといって、1点は1点です。逆にやさしい問題を間違ってしまうと、それも1点です。市販のテキストにも過去にどの試験範囲から出題されているかを確認できるページはありますし、重要項目には必ず「重要!」や「Aランク!」などが書いてあるので素直に従いましょう。

もし宅建士試験の合格率が2%で、合格点が45点のような試験であれば、難しい範囲も押さえておく必要はあります。しかし合格率16%~18%、35点~36点、合格者数が約3万人の試験であることを考慮すると、「みんなができる問題を落とさないこと」が重要になります。

重ねて書きますが「出ないところはやらない」が大原則です。宅建試験に合格することだけを目的にして勉強を進めていきましょう。

この記事の著者:宅建士独学合格体験記の管理人「小林」
宅建の試験勉強をするときに、同じ労力をかけるのであれば効率よくやりたいですよね。「どこを重点的に勉強するのか」という判断自体が、既に受験生はふるいにかけられているのかもしれないですね。