宅建で過去問を重視するのがオススメな理由

宅建士試験独学合格体験記ブログ

宅建試験は過去問の理解がほぼ全て

宅建試験科目別独学勉強法の記事にも書いてありますが、宅建試験を独学で効率よく短期合格するためには過去問が重要になります。

過去問が次の宅建試験で出題される確率は0%でしょ

こう考える人が結構多くて過去問がおろそかにされることがあります。

おそらくこのサイト以外でも、「宅建は過去問が重要」、「宅建は過去問が全て」のように書かれていることがほとんどだと思います。

ではなぜ過去問が重要なのでしょうか。

宅建試験の合格ラインをさかのぼってみよう

まず宅建試験の合格ライン(合格点数)を見てみましょう。

平成26年が32点から開始して過去10年間の合格ラインは、33、33、36、36、33、33、35、34、33、32点となっています。ご覧のように、32点~36点の間で推移していますね。

その前をさかのぼっても概ね同じような合格点数になっています。

宅建試験の問題作成を毎年同じ人が作成しているわけではないので、本来であれば25点で合格したり、42点必要だったりしても不思議ではありませんよね。

誰が問題を作成しても合格ラインは32点~36点ぐらいになっているということです。それはどういうことなのでしょうか。

出題者は過去問のデータを見ている

毎年32点~36点ぐらいの中で合格ラインが設定されている。これは偶然ではありません。試験委員が概ね70%の得点で合格できるように調整していることは間違いないですね。

普通に考えたら得点を調整することは難しいように感じます。しかし宅建試験は昭和33年から始まっており、最近では毎年約20万人が受験します。そこには膨大なデータが蓄積されているんですね。

例えば、

こういう問題文で出題したら正答率は60%ぐらいになる

こういう引掛け問題文で出題したら正答率は20%を切る

のように、こういう問題を出題したら受験生はこれぐらい正解するというデータがいくらでもあります。ということは、過去問に似た問題を出題することで、受験生の得点をある程度コントロールすることができるわけです。

過去問のデータに基いて次回の問題を作成すれば、概ね70%前後が合格ラインになる問題を作成できてしまいます。

このようなことから、過去問に似た問題、言い回しをちょっとだけ変えた問題などは多数出題されるわけです。過去問を何度も繰り返しやることの意味が少し理解していただけたかと思います。

例えば野球でもサッカーでもボクシングでも、次に同じプレーをしてくることは絶対無いのに、事前にビデオなどを見て何度もシミュレーションするかと思います。それと同じように過去問を繰り返しやっておくことで事前に相手を知ることができますし、問題形式に慣れるようになります。

※平成27年の宅建試験は大丈夫ですが、宅建士に格上げ改称されたことで、その後は問題形式が変わる可能性があります。少なくとも今後の宅建試験が簡単になっていくことは考えにくいので、次回の試験で確実に合格しましょう!

この記事の著者:宅建士独学合格体験記の管理人「小林」
要領の良い人なら、テキストはほとんど読まずに過去問を仕上げるだけで宅建に合格することも可能だと思います。それぐらい過去問には、次の宅建試験を受験するためのヒントがたくさん隠れています。